結婚相談所で婚活をしている会員で、1番成婚退会に近い人は、
自分を好きになってくれた人を好きになれる人
です。
かわいい女性なら誰でも簡単に好きになってしまう男性会員は、相手をちゃんと見て好きになっていないためあまり上手く行きませんが、女性会員は相手からの好意に対して「嬉しい」と思える人と、好意を重く捉え引いてしまう人に分かれます。
(☟男性の方が早く好きになりやすい理由はこちらをご参照ください)
婚活で相手の気持ちが読めない時
相手からの好意を肯定的に捉えるか否定的に捉えるか、どちらが交際成立しやすいでしょう?
否定的に捉える人ほどなかなか人を好きになれなくて、婚活がしんどくなりやすいです。
わりと誰のこともいいなぁと思える人は「〇〇じゃないといけない」というこだわりが強くない人。
いろんなタイプを受け入れられるので、その中から合う人を選べばいいだけ。
当然ですが、結婚相手に求める〇ヵ条みたいな「〇〇であるべき」という項目が多い人ほど、理想が高いということになり結婚は遠のきます。
戸田恵梨香さんと結婚した松坂桃李さんには20ヵ条があったとか言われていますが、その内容が
「絆創膏を持ち歩いてる人」とか
「アニメの話を楽しそうに聞いてくれる人」というような、
こうだったら嬉しいレベルのほんわかしたものだし、何といってもイケメンの人気俳優ですから、本人さえその気になれば結婚はできますが、某お笑い芸人のように50代でありながら
「28才以下」
「身長163cm以上」
「美人」
「運動神経が良い」
「脚&かかとが綺麗」
と39ヵ条もあれば相当難しいと思います💧
別のお笑い芸人は、奥さんに対して
「宅配業者と会話するのは禁止」
「恋愛・韓流ドラマを見るのは禁止」
「人前に出る時にメイクをするのは禁止」
など、いくつもの禁止令を出しているのだとか。
奥さんが大好き過ぎて他の男性に奪われたくない、だから自分以外の男性との関わりを持たせないように、男性からそういう対象に見られないようにアレコレ禁止しているそうです。
39ヵ条の芸人は、こういう人が良いという一方的な理想を掲げ、こういう人じゃないと結婚できないという思い込みで無意識に結婚を遠ざけている。
奥さんに数々の禁止令を出している芸人は、自分の自信の無さと不安感を奥さんを縛りつけることで消そうとしている。
どちらも自分自身の内面の問題なのに、他の誰かや何かで誤魔化そうとしているのかな?と思います。
いくつもの条件や理想を掲げていても、生きていると状況などは常に変化して行きます。
仮に条件を全て満たしている好みの人と結婚ができたとしても、生活をして行く上での相性が良いかどうかは理想とは関係がないし、いろいろと起こる問題などを前にして、その理想の相手が理想的な対応をしてくれるとは限りません。
だからこそ、許容範囲が広めの何でも来い的な人の方が、何か1つでも「あ、この人いい!」と思えるポイントを見つけたら相手に興味を持ち、もっと話をしてみたい、知りたいと思えるので好きにもなりやすいし、結婚をしても変化に対応&順応して行けるように思います。
ではどうやってストライクゾーンを広げればいいのか?ですが、「〇〇じゃないと無理」と決めつけるのをまずやめにして、生理的にダメとか絶対にこの人はないわ~という好みから大幅に外れた人以外は、とりあえず人として関心を持ってみるのが良いと思います。
第一印象なんて当てにならないことも多いので、全く好みじゃないけどなぜかこの人とは話をしていたら楽しいとか、喋りやすいとか、付き合うのは無理だけど友達としてなら面白そうとか、いろんな見方で相手に興味を持ってみるのです。
私は昔「1番大事なのは顔! 好みじゃないと無理!!」と言い張っていましたが、結局付き合った人で好みの顔だった人はほとんどいないし、今の夫なんて第一印象は
怖っ!絶対に関わらないようにしよう
でしたからね(苦笑)
だけど(付き合うのは無理でも、友達としてなら会うのは全然OK)と思って会っている内に、内面を知って気持ちが変わって行ったのです。
恋愛経験が少ない時ほど「絶対に〇〇な人がいい」という風に恋する相手を理想化しがちですが、現実(実態)を知った上で恋愛や結婚をしたいと思ったら、理想を求めるのではなく一緒にいて楽しい人や自分に合う人を選べるようになります。
異性を意識し過ぎず、人として会うのならアリという異性の友達を作って行けたら、知らない内にストライクゾーンは広がるし、結婚をしてからも理想と現実のギャップにあまり苦しまず、適度に受け入れたり、時には軽く流したりできるような気がします。
※ただ、☟のように常に受け身で、自分の気持ちがなく主体的に生きていない人は上手く行かないこともあります。
主体的に生きることが幸せに繋がる 婚活でも自分の気持ちを大切にしよう