女性にありがちな、言いたいことが言えなくて我慢に我慢を重ねたある日爆発するとか、夫や彼が頼んでいたことを忘れていた時などに感情的にダメ出しをするという行動、気持ちはすごくわかりますが、これは両方に何のメリットもありません。


男性が「言ってくれないとわからないよ~」という生き物に対して、

女性は「そんなこと言わなくても考えたらわかるでしょ!」という生き物。




男性はその場で女性がすぐに言わないと、

何も言わなかった=問題ナシと捉えます。





これが擦れ違いの始まり。



女性が溜め込むだけ溜め込んで、過去のことまで持ち出して感情的に男性を責めても(え?何のこと??)(どうしてその場で言わなくて、今まとめて言うの?)となるだけだし、「ごめん悪かった」と言ったとしても、それはとりあえず謝っておくのが無難という考えからです。



忘れてはいけないのは、『自分はどうして欲しいのか?』ということ。



ダメ出しをして謝らせたり、どちらが正しいのか争ったり、自分の正しさを強調することではない。



だから(やってもらうためにはどういう言い方をすればいいか?)を考えた方がお互いに良いのです。



私も前は(どうして自分ばかりが折れないといけないのか? 悪いのは相手の方なのに!)と考え、ついキツイ言い方をしていましたが、本来の目的は何なのか?に焦点を当てて考えると、どちらが悪いかハッキリさせることではなく、お互いに不満を失くし仲良く暮らすことだと気づくので、男性はそういう生き物と理解し、おだてて可愛くお願いすれば機嫌良くやってくれるのなら、やってもらう方がいいという考えに落ち着きました。






頼りないと思っている男性を頼りにしようとするからイライラします。


要するに家庭では、できる女性の方が仕切り、男性に動いてもらえるよう上手に伝えられれば済む話なのです。




何もできない夫が出来上がるのは、我慢して何でもしてしまう妻が原因ということもあります。


惚れた弱みで甘やかし、嫌われたくないと言いたいことを言わず相手の都合に合わせてばかりいたり、言っても無駄とか自分がした方が早い、自分さえ我慢すれば済む・・・とこんな風に諦めてしまうことで、何もしない(できない)夫を作る手助けをしたことになります。



夫婦(恋人)関係は、最初から決まっていたのではなく二人で作り上げた関係なので、どちらかが一方的に悪いということはないはず。



男女の組み合わせによって関係も違って来ますが、お互いの関わり方で今の関係になったのです。


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だから二人の関係、夫婦の形が出来上がってしまうまでの最初が肝心です。


男性はプライドで生きているところがあるので、見下されたりバカにされるのをとても嫌がります。

単純なので「すごい!」と褒めてもらえると喜びますが、女性よりも傷つきやすくネガティブな面もあります。


怖い顔で感情的に責めるとか、無視をし続けるというのは逆効果でしかありません。



どちらが悪いという感情論をするのではなく、

私はどうしてもらいたいのか?

どういう対応をすれば相手がしてくれるようになるのか?


を考え、まずは相手を承認して肯定する、その上でこうしてもらえるとどれほど効率が良くて助かるのか、お互いのメリットを具体的に笑顔で説明をした方が効果的なのです。