私たちは常に何かを選択しながら生きていますが、いつでも自分の気持ちや考えに基づいて行動できるとは限らず、状況によっては誰かや何かに合わせないといけないこともあります。



親の期待に応えないと、そう思って親が喜んでくれそうな道を歩んで来た人もいるでしょう。




自分の意思じゃなくても、たまたま結果に満足できたり、流されるままにしたら案外楽しかった場合はOKと思えます。



だけど自分で選択したとしても、失敗したり思うような結果にならなかった時はつい自分を責めてしまう。




そうやって自分の意思であろうとなかろうと、自分が選択して来たことの結果だけで自己批判をしてはいけないのですね。




謝罪をして反省することは、自分を責めることではありません。




『反省』とは、


自分の言動を振り返り、可否・善悪等を考えること

自分の良くなかった点を認めて改めようと考えること



どこにも自分を責めましょうなんて書いてないですよね(*^-^*)




犯したミスそのものより、自分を責め過ぎる、ダメ人間のレッテルを貼る、そのことにより苦しむケースが多いです。



出来事そのものが辛いのではなく、受け止め方と感じ方で苦しみがアップしているのですね。








これまで選択してやって来たこと、そして今していることも間違いではありません。


ただ思い通りの結果にならなかっただけ。





だから、反省は必要だけど自分を責めないようにしてくださいね。




失敗したけど自分なりに一生懸命頑張った結果なら、まずは頑張った自分を労い、それから今後はどうすれば上手く行くかを考える。




ミスをして誰かに迷惑をかけたり上司に怒られた時は、即座に謝罪をして、同じミスを繰り返さないよう原因を探り次からは気をつける。





迷惑をかけよう、相手を怒らせようと思ってしたわけじゃないはず。


相手がいつまでも怒り続けて許してくれないのではなく、自分が自分を許せないから苦しいのです。




1つのミスも許せないほどのプライドは、生きて行くのに邪魔になるだけなので捨てた方がいい。


間違えた自分を許せないのは、ミスをするような自分を認めたくないからです。



完璧であろうとし、『完璧にできない自分は存在してはいけない』などと思うから、ミスをしたら激しく落ち込みいつまでも立ち直れないのだと思います。




失敗やミスをしたら終わりではなく、
より良い自分になるためのキッカケだと思いましょう。


ミスをした自分を許してあげましょう。




その苦しみ、落ち込み、苛立ち、焦り、不安などは


自分の思考が作り出しているので、前向きな思考と行動に変えて行けば消えますよ。



★偉人たちによる名言


私は決して失望などしない

なぜなら、どんな失敗も新たな一歩となるからだ


byトーマス・エジソン



一度も間違ったことのない人はいないだろう

いるのであれば、それは、何にも挑戦しなかった人だ

byウィリアム・ローゼンバーグ(ダンキンドーナツ創設者)



恥をかき続けた27年間を終わってみて、「人間は、恥ずかしさという思いに比例して進歩するものだ」と、気がついた

それが「修行」

「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる

by野村克也(元プロ野球選手・監督)


(☟こちらも合わせてお読みください)
良くない出来事と自分は切り離して考える

失敗にも何か意味がある、という考え方

結果よりその過程や行動したことを認める

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