『あなたがしてくれなくても』というドラマを観ています。
子供のいない夫婦の『レス』を扱った内容なので、同じことで悩んでいる人は共感できたり、逆に観るのが辛い人もいるかもしれません。
夫婦や恋人とレスになるとそれ自体が問題のように思えますが、レスであることは問題ではないんですね。
日本人夫婦の半数はレスだと言われています。
それでもまぁ結婚して子供ができたらそんなものとお互いが思っていれば、
男と女ではなく家族になる=レスが普通
となります。
このドラマに出て来る2組の夫婦は、片方だけがそのことで悩み苦しんでいるので問題となっています。
子供が生まれてレスになるのはよくあることでも、新婚の頃からレスだったら子供を持つという願いも叶えられないので、
子供を諦めないといけないの?
という、とても大きな問題を一人で抱えることになります。
このドラマの主人公・みち(奈緒さん)と陽一(瑛太さん)夫婦は、仲が悪いわけではないのに2年もレス状態。
みちから誘ってみても、陽一には「性欲が強過ぎるんじゃないの?」とまで言われる始末(-_-;)
陽一は性欲がないわけではなく、別れる気はないものの妻に対してそんな気になれないという最悪のパターン💧
ということで、レスになる原因を考えてみました。
陽一のように
①夫が妻を抱く気にならないケース
1番の原因はコレかな?
妻が小うるさい母親のようになった
みちも陽一にいろいろと言ってました、「また靴下が片方だけ転がってた!」とか。
仕事で疲れて帰って来て、毎日のように(男性からすればくだらないことで)ダメ出しされたり、あーしろこーしろと言われ続けるうちに、
優しくて可愛かった彼女は消え
オカンのようになってしまった
と思うようになるのでしょう💧
お節介を焼き過ぎるのもオカンのように思われウザがられたりしますので、いつまでも女性として見られたいと願うのなら、構い過ぎたりうるさく言うのはやめた方がいいと思います。
その上、みちは「あなただって子供が欲しいと言ったでしょ!」と、レスでイライラもやもやしているのは自分だけなのに、協力的じゃないあなたはおかしいと言わんばかりに自分の思い通りにしようと必死なので、
勘弁してくれよ
なんで自分が正しい前提なの?
俺の気持ちはどうでもいいわけ?
と、余計にそんな気になれないのかも・・・。
そうそう、激太りした、ソファでグータラしている姿に幻滅したとか、外見の手抜きなども原因となりやすいです。
②片方に性欲がなくレスになったケース
性に対するトラウマがある、体にコンプレックスがある、何が良いのかわからない、過去に誰かに酷いことを言われた、元々興味がないなど性欲が湧かない原因はさまざま。
そして問題が簡単に解決されることはありません。
元々性欲はあったけど自信をなくして今はできないと思い込んでいる人なら復活することはありますが、幼少期に奔放な親を身近で見ていてそういう行為に嫌悪感を持っている人はとくに難しいでしょう。
これは本人の(心の)問題なのですが、男性が性欲のない人だった場合、女性側は
私に色気がないから?
私には女としての魅力がないのかな?
愛されていないのかもしれない
と、私のせいかも・・・と自分を責めてしまうことが多いです。
③妻が拒んでレスになるケース
子供がいないのに結婚と同時に妻側が何かと理由をつけて断って来るのなら
それほど好きではないのに結婚した
結婚だけがしたかった
行為は好きじゃなかったけど結婚するまでは仕方なく応じていた
感覚が合わないと感じている
(=性の不一致)
など、勝手な事情又は感覚の違いが原因かな?と思います。
感覚が合わないというのは、やり方や頻度・タイミングなどに不満がある『体の相性が悪い』というのも含みますが、例えば妻が子供を作るための手段として協力するよう求めて来るのが嫌だという夫もいますので、男女関係なくそういう感覚の違いでレスになることもあります。
子供ができて女性が行為を拒むようになるのは子供が最優先で夫が1番ではなくなるから。
あと、そこまでの体力と気力がないというのも大きい。
家事育児に追われ気持ちに余裕もない&睡眠不足で体力も限界だったら「頼む! ゆっくり寝かせて!」となってしまうのは仕方がないような・・・。
もちろん、夫が家事育児も非協力的で休みの日はゴロゴロ、俺が養っているんだという偉そうな態度、だらしない体型にもなってしまい、そういう行為をする気にはならない!という妻もいるでしょう。
何か目的があって結婚したとか特殊なケースを除けば、あとは一緒にいるうちにただ何となく
相手に関心がなくなった
他に気になる人ができた
(=浮気している)
など、どちらかの気持ちが変わったというのが原因となっていることが多いような気がしますし、一緒に暮らしているうちに自然とそういう気が失せるのが『結婚』とも言えますね(;´∀`)
次回も引き続きこのテーマで、原因別にレスを解消する方法について綴ろうと思います。